奈良市
2021/02/08 01:00

【奈良市】奈良国立博物館で「お水取り」の歴史と伝統を伝える特別陳列と「帝国奈良博物館の誕生」の特別陳列を同時開催

特別陳列「お水取り」


【奈良市】奈良国立博物館で「お水取り」の歴史と伝統を伝える特別陳列と「帝国奈良博物館の誕生」の特別陳列を同時開催

二月堂縁起(断簡)部分 (東大寺蔵)


お水取りは東大寺の二月堂でおこなわれる仏教法会で、正式には修二会(しゅにえ)と言われている。この法会の目的は、仏の前で罪過を懺悔すること。

現在は3月1日から14日まで行われ、その間、心身を清めた僧が十一面観音の前で宝号を唱え、懺悔し、あわせて天下の安穏などを祈願する。 お水取り(修二会)は、天平勝宝4年(752年)以降、一度も絶えることなく1260年以上にわたって勤め続けられてきている。

本展は、毎年、東大寺でお水取りがおこなわれるこの時季にあわせて開催する恒例の企画。実際に法会で用いられた法具や、歴史と伝統を伝える絵画、古文書、出土品などを展示する。この特別陳列でお水取り(修二会)への理解を深めてほしい。

開催概要


会 期:令和3年2月6日(土)~3月21日(日)
会 場:奈良国立博物館 東新館
休館日:毎週月曜日(ただし2月8日、3月1日・8日は開館)
開館時間:9:30~17:00 ※ 入館は閉館の30分前まで

料金


一般:700円
大学生:350円
※高校生以下および18歳未満の方、満70歳以上の方、障害者手帳またはミライロID(スマートフォン向け障害者手帳アプリ)をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料。
※高校生以下および18歳未満の方と一緒に観覧される方は、一般100円引き、大学生50円引き(親子割引)。
※この観覧料金で、同時開催の特別陳列「帝国奈良博物館の誕生」(西新館)、名品展「珠玉の仏教美術」(西新館)、2月23日(火・祝)より名品展「珠玉の仏たち」・「中国古代青銅器」をあわせて観覧可能。

特別陳列「お水取り」


同時開催される「帝国奈良博物館の誕生-設計図と工事録にみる建設の経緯-」


奈良博物館正面昇降口矩計弐拾分壱之図(「内匠寮奈良博物館建築工事図面」のうち)(奈良国立博物館)


帝国奈良博物館(現在の奈良国立博物館なら仏像館)は明治27年12月に竣工し、翌年4月に開館。設計は明治時代を代表する建築家で宮内省内匠寮技師だった片山東熊(かたやまとうくま)が担当し、奈良県に誕生した最初の西洋建築として知られている。

片山は工部大学校造家学科(東京大学工学部建築学科の前身)の第一期卒業生で、帝国京都博物館(京都国立博物館明治古都館:明治28年)、奉献美術館(東京国立博物館表慶館:明治41年)、東宮御所(迎賓館赤坂離宮:明治42年)などの作品をのこしたが、帝国奈良博物館はこれらに先立つ若き日の代表作として貴重だ。

この展覧会では、設計図と工事録をとおして、明治時代中頃の奈良の地に博物館が誕生した道のりを振り返る。

開催概要


会 期:令和3年2月6日(土)~3月21日(日)
会 場:奈良国立博物館 西新館
休館日:毎週月曜日(ただし2月8日、3月1日・8日は開館)
開館時間:9:30〜5:00 ※ 入館は閉館の30分前まで

料金


一般:700円
大学生:350円

※高校生以下および18歳未満の方、満70歳以上の方、障害者手帳またはミライロID(スマートフォン向け障害者手帳アプリ)をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料。
※高校生以下および18歳未満の方と一緒に観覧される方は、一般100円引き、大学生50円引き(親子割引)。
※この観覧料金で、特別陳列「お水取り」(東新館)、名品展「珠玉の仏教美術」(西新館)、2月23日(火・祝)より名品展「珠玉の仏たち」・「中国古代青銅器」をあわせて観覧可能。

特別陳列「帝国奈良博物館の誕生-設計図と工事録にみる建設の経緯-」


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