
本展覧会では、上村松園・松篁・淳之 三代の日本画で松伯美術館所蔵の名品約50点を厳選して、日本の美を紹介する。本画を中心に展観し、素描、下絵等も併せた”所蔵名品展”とも言えるものだ。
「美人画」の松園、「花鳥画」の松篁・淳之は、それぞれ描く対象も時代背景も異なる。
しかし、三代の作品からは、対象に真摯に向き合う姿勢や、格調高く清澄な芸術世界がともに見て取れる。
各々が追い求める異なる画業の中、根底には日本画の真髄と言ってよい、共通したものがあったのではなかろうか。
この上村三代に共通する、画家として受け継がれる心”魂の継承”を感じてみよう。
Information
松伯美術館(しょうはくびじゅつかん)
- 住所
- 奈良市登美ヶ丘2-1-4
- 電話番号
- 0742-41-6666
- 営業時間
- 10:00~17:00(入館は16:00まで)
- 休み
- 月曜(ただし、11月23日(月・祝)は開館し、11月24日(火)が休館)
- 料金
- 大人(高校生・大学生を含む)820円
小学生・中学生410円
※20名以上は団体割引1割引
※障がい者手帳のご提示によりご本人と同伴者1名まで2割引 - 駐車場
- 11台
- リンク
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松伯美術館
- アクセス
- 近鉄奈良線「学園前駅」北口バスターミナル⑤⑥よりバスで約5分、「大渕橋(松伯美術館前)」下車、大渕橋を渡った右側。
※駐車台数に限りがあるため、できるだけ「電車・バス」を利用してください。