2018年4月からGallery OUT of PLACE NARAが長期休廊するにあたり、美術家やキュレーターが各自一月間ごとにお留守番役を引き受け、リレー方式で開催してきたアートプロジェクト。vol.18として、ミカラネ展を開催！

ミカラネ展は、美術教室｢さんかく工房」を卒業し現在美術家として活躍する６名のグループ展。

絵画、彫刻、工芸、デザイン、ミクストメディア、インスタレーションなど、さまざまな手法で表現活動を行う芸術集団として、いま社会に向けて「たいせつなこと」はなにかを問う発信をしていこうと活動を始めた新しい取組みで、作品展示を行うのは今回が３回目。

「現在は、短期的な結果を求められ、流行り廃りの速さが際立ち、追い付くことに必死な時代性。そんな風潮に対し、我々がどのように生き、なにを大切にすべきなんでしょうか。そう問う時間さえ『効率化』の方向に削られることを危惧しています。私たちがこれからの『今』をしっかり見つめ、考えるためにも、しっかりと根をはって栄養を得る植物のように立ち続けていこうという活動とその発信を目的に、モノづくりを通して表現します。」

見る人の心に届くことを願って開催される展覧会。
芸術の秋に、ぜひ足を運んでみてはいかが？

＜出展作家＞
第１期
五影華子
今西啓介
増山由紀子

第２期
阿曽藍人
宇野陽一
木村あかね