2019/05/07 01:00
城南海(きずき みなみ)独占インタビュー!春の神武祭イベントにも潜入取材してきました
城南海(きずき みなみ)音楽会 in 春の神武祭で『ぱーぷる』独占インタビュー
今年でデビュー10周年を迎える「城 南海」が4/20に橿原神宮で開催された”音楽会”に出演。オリジナル曲や平成の名曲を熱唱した。
「城 南海」は奄美大島生まれの「島唄」をルーツにもつシンガーで、2009年に『アイツムギ』でメジャーデビュー。最近では、テレビ東京「THE カラオケ★バトル」で毎回高得点をたたき出し、番組初の10冠を達成したことや、NHK大河ドラマ『西郷どん』の劇中歌と大河紀行の曲を担当したことでも記憶に新しい。
そんな彼女に今回『ぱーぷる』が独占取材を敢行!5/8(水)に発売される初のベスト盤『ウタツムギ』のことや、平成から令和への想い、奈良について色々インタビューしてきました!
デビュー10年を迎えて、ベスト盤『ウタツムギ』をリリース
ぱーぷる 松本(以下、松):今年でデビュー10周年を迎えられましたが、振り返っていかがでしたか。
城南海(以下、城) :あっという間の10年でした!高校生の時にスカウトされ、そこからレッスンを受けたりしながら、大学進級と同時に上京しました。大学在学中は母親も東京に出てきてくれて、家族や友達など色々な人に支えられて、今があるという感じです。
松:初めてのベスト盤『ウタツムギ』にも、10年の想いが込められているのでしょうか。
城:そうですね、まだ10年ではありますが、歌を聞いてくださっているファンの方、皆さんへの感謝の気持ちというのが一番大きいです。また、私を知らない方々にも聞いてもらいたいという想いもあります。
松:カバー曲の選曲はファンのリクエストで選ばれたものだとか。選曲は悩まれましたか?
城:最後の最後まで、すごく悩みました!!!なので、オリジナルもカバーもCD収録分数ギリギリまで入ってるんです(笑)今回、泣く泣く入れることができなかった曲は次のベストで入れようってスタッフの人たちと話していたんです!
松:カバー盤は城さんの声に合う王道の選曲という感じがしました。新しく手に取られる方を意識されたりしましたか?
城:テレビの「THE カラオケ★バトル」で私のことを知ってくださった人はやはりカバーから入られる方が多いです。そこからオリジナルを聞いていただき、オリジナルも良いなと思ってくださっているみたいで。新しく「城 南海」を知ってくださった方にはどちらの入り口からでも聞いていただけるような選曲にしました。
松:大河『西郷どん』では多くの世代にアプローチできたのではないかと思いますが、そういった新しいアプローチ方法を考えられていますか?
城:そうですね、幅広い世代の方に聞いていただけるよう、洋楽など色々なジャンルに挑戦していきたいと思っています。秋には大阪のBillboardでライブを開催予定です。多くの方に来ていただきたいですね!
平成から令和へ…
松:本日ご出演された”春の神武祭”は「平成最後の年・改元」がテーマでしたが、平成に生まれ、生きてこられた城さんにとって「平成」とはどんな時代でしたか?
城:地震や台風など、災害や自然の影響を受けた時代という印象が強いです。自分も被災地などに行ったりしましたが、娯楽としてだけではなく、改めて「音楽で繋がる」こと、「音楽の力の強さ」を確認することもできました。また、色んな手法で音楽を楽しむことができるようになったとも思います。気軽に色々な音楽にアクセスできるようになったり、色々な方法で繋がることができるようになったんじゃないかと思いますね。
松:新しい元号「令和」では、どのような活動をしていきたいですか?
城:自分で作曲した曲もどんどん出していきたいですね。シンガーソングライターとして自分のスタイルを確立していきたいなと。あと、海外にも活動を広げていきたいですね!今までにも中国やニューヨークなどのイベントに招待していただいたことがあるのですが、もっと色々な国で日本の良さを伝えていきたいと思います。世の中のニュースで言われているよりも、世界は日本の伝統や日本の良さを受け入れてくれていると肌で感じましたし、より世界の人たちに伝えていきたいと思いましたね!
奈良への想い
松:城さんの奈良のイメージはどんなイメージですか?思い出などはありますか?
城:「ゆったり〜」「安心する〜」というイメージです(笑)私の故郷・奄美大島にとてもよく似ているんですよ!!人も街も優しく、日本人の原点を感じられる場所というか。思い出も「紅葉」「鹿」など自然の風景の思い出が強いです。奈良は自然と人がうまく共存しているイメージですね。
松:奈良には寺社仏閣も多いです。そのような場所では城さんの幻想的な歌声とマッチするんじゃないかなと思うのですが。
城:以前に太宰府や、八坂神社でさせていただいたことがあるのですが、寺社仏閣というのは歌や舞の奉納があるように、元々、音を伝えるのにすごく適した場所なんです。なので、今日のライブも本当に気持ち良かったですね!風と音とが一体になった気がしました!!また、歌ってみたいですね。
『ぱーぷる』ユーザーのみなさんへ
城:『ぱーぷる』の皆さん、初めまして、城南海です。今年で10周年を迎えることができましたが、ひとえに皆さんが支えてくださったおかげです。これからも城南海の歌を聞いていただけるよう、精力的に活動していきますので、応援よろしくお願いします!また、奈良にも遊びに来させてもらいます!!
10周年記念 初のベストアルバム『ウタツムギ』が5/8(水)に発売
タイトルは『ウタツムギ』。デビュー曲の『アイツムギ』と、歌を紡いできたこの10年を意味するタイトルとなっている。今回、オリジナル曲ベスト、カバー曲ベストのCD2枚組となる収録曲はファンからのリクエストで選ばれた楽曲が収録されている。 初回特典として、奄美大島で開催したコンサートの映像を収録した特典DVDと、コンサート写真が盛り込まれたスペシャルミニフォトブックが封入され、10周年の記念にふさわしい、ベスト盤となっている。
【初回限定盤】(2CD+DVD+スペシャルミニフォトブック)
PCCA.04779/¥5,800+税
【通常盤】(2CD)
PCCA.04780/¥2,800+税
<収録曲>
■CD DISC.1
オリジナルベスト収録曲
M-1 アイツムギ~10周年ver.~(※新録)
M-2 誰カノタメニ
M-3 白い月
M-4 紅
M-5 ルナ・レガーロ~月からの贈り物~
M-6 童神~私の宝物~
M-7 兆し
M-8 夢待列車
M-9 祈りうた~トウトガナシ~
M-10 サンサーラ
M-11 月と月
M-12 アカツキ
M-13 いつか星になる
M-14 あなたに逢えてよかった
M-15 サヨナラよりも伝えたかったこと
M-16 西郷どん紀行~奄美大島・沖永良部島編~
■CD DISC.2
カバーベスト収録曲
M-1 ハナミズキ(原曲:一青窈 2004年)
M-2 涙そうそう(原曲:BEGIN 2000年)
M-3 サボテンの花(原曲:チューリップ 1975年)
M-4 少年時代(原曲:井上陽水 1990年)
M-5 会いたい(原曲:沢田知可子 1990年)
M-6 瞳をとじて(原曲:平井堅 2004年)
M-7 Time goes by(原曲:Every Little Thing 1998年)
M-8 三日月(原曲:絢香 2006年)
M-9 流星群(原曲:鬼束ちひろ 2002年)
M-10 風になりたい(原曲:THE BOOM 1995年)
M-11 ORION(原曲:中島美嘉 2008年)
M-12 糸(原曲:中島みゆき 1992年)
M-13 月のしずく(原曲:RUI 2003年)
M-14 友達の詩(原曲:中村中 2005年)
M-15 花 ~すべての人の心に花を~(※新録)(原曲:喜納昌吉&チャンプルーズ1980年)
■DVD ※初回盤のみ
城 南海 10周年記念ふるさとコンサート映像@奄美文化センター[2019.1.27]
M-1 愛加那
M-2 西郷どん紀行~奄美大島・沖永良部島編~
M-3 あさなゆうな
M-4 白い月
M-5 遠い約束
M-6 祈りうた~トウトガナシ~
M-7 夢待列車
M-8 アカツキ
M-9 アイツムギ
M-10 あなたに逢えてよかった
M-11 六調
■スペシャルフォトブック ※初回盤のみ
『城 南海 10周年記念ふるさとコンサート』ミニフォトブック