学校でのユニークな取り組みから、高校生たちが街へ飛び出してアンテナショップをオープン！

奈良県立奈良情報商業高校では、平成27年度に校内に模擬株式会社たまつえを設立。毎年株式を発行し、生徒と教職員から出資を募ることで会社を運営している。

会社としての目的は、自分たちで商品開発・販売実習や宣伝広告を行う中で、社会で即戦力となるためのいろいろな知識を実学を通して身につけること。また地域とのつながりを深めたり、PRしたりすることで地域活性化につなげようという頼もしい活動だ。

すでに、ドライフラワーを使ったかわいらしい『アロマプレート』を商品化。たまつえ独自ブレンドの４つの香りのラインナップで、県内各所で委託販売されている。

また、今年の新商品として『Aromatic(アロマティック)』を売り出すべく鋭意開発中。元気で初々しく、見ていて思わず笑顔になるCMも完成している。

模擬株式会社たまつえ新商品『Aromatic』のCM動画はこちらから！

昨年度は委託販売で例年以上の売上が上がり、経営は好調。高齢者福祉施設にクリスマスプレゼントとして贈るなど、上がった業績での社会貢献や利益還元も欠かさない。有望な若者たちの熱意ある経営手腕は大人顔負けだ。

7月16日(月・祝)には、大宇陀にあるあきののゆで開催される「とみ山さんぽ」に出店。商品の販売だけでなく、たまつえの商品『とびだすカード』や『Aromatic』作成を体験することができるワークショップも行う。

さらに、7月22日(日)には、空き店舗を活用したアンテナショップを開店予定！常設ではなく１日のみのショップではあるが、これからのたまつえの歩みにとって大きな一歩となるに違いない。

今後、県内各所のイベント等にも出店していく予定が決まっている。仲間と知恵を出し合い力を合わせて開発したオリジナル商品を手に、真剣な眼差しで販売に取り組むたまつえ社員たちの姿に、訪れた人も元気をもらえるかもしれない。ぜひ、たまつえストアを訪れてみよう。

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