2018/06/26 01:00
【奈良県7月の伝統行事】<br>金峯山寺「蓮華会・蛙飛び行事」、鴨都波神社ほか「ススキ提灯献灯行事(夏季大祭)」、天河大辨財天社「御造営30年記念大祭」、帯解寺「帯解子安地蔵会式大法会」
修験の力を今に伝える奇祭/蓮華会・蛙飛び行事
蓮の花を蔵王権現に供える「蓮華会」の一環として蛙飛び行事が行われる。
仏法を侮り大青ガエルに変えられた者が懺悔の末、導師の法力によりめでたく人間の姿に戻るという逸話にもとづく。
蓮華会・蛙飛び行事
大迫力の妙技に胸おどる/ススキ提灯献灯行事(夏季大祭)
奉納された約4.5mもの巨大な「ススキ提灯」30数本を笛や太鼓のお囃子に合わせてダイナミックに練り回し、五穀豊穣、家内安全、無病息災を祈願する。奈良県指定無形民俗文化財。
ススキ提灯献灯行事(夏季大祭)
深山に抱かれし水と芸能の神/大峯本宮 天河大辨財天社 御造営30年記念大祭
平成の大造営より30年の節目を迎える今年は、7日間にわたり祭事奉納等を行う。
18~22日は普段立ち入ることのできない本殿まで特別昇殿参拝が可能。辨財天像を間近で拝する貴重な機会となる。
大峯本宮 天河大辨財天社 御造営30年記念大祭
紅白の帯で安産・子授けを祈願/帯解子安地蔵会式大法会
岩田帯練供養(いわたおびねりくよう)では、白丁烏帽子姿の信徒らが長さ約30mの岩田帯を持って町中を練り歩き、ご本尊にお供えして安産や子授けを祈願する。夜店も出て賑わう。
帯解子安地蔵会式大法会