2018/05/31 01:00
【奈良県6月の伝統行事】<br>上品寺町「シャカシャカ祭り」、當麻寺中之坊「中将姫 髪供養会」、率川神社「三枝祭」、大安寺「竹供養 がん封じ夏祭り」、春日大社「夏越大祓式」
五穀豊穣と降雨を願う農神祭/シャカシャカ祭り
ヨシの葉に包まれた大きなチマキ(お供え)を先頭が持ち運び、ハッピ姿の子ども達が約7mほどのジャ(蛇)を担いで町内を練り歩く。
最後に神木であるヨノミ(榎)の木にジャを巻き付け1年の豊作や治水を祈る。
シャカシャカ祭り
毛髪に感謝を捧げ供養する法会/中将姫 髪供養会
中将姫が剃髪した毛髪を糸として阿弥陀三尊の梵字を刺繍しそれをお供えした故事にちなみ、参加者手ずから毛髪をお供えし、心願成就を祈願する珍しい法会。上野航による奉納演奏も。
中将姫 髪供養会
ゆりで飾られた優雅な神事/三枝祭
ご祭神が好んだ笹百合の花(古名さいくさ)で飾られた酒樽がご神前にお供えされる。
笹百合の花を持った巫女が神楽を舞い、午後には古代衣装に身を包んだ七媛女や稚児の行列が巡行する。
率川神社 三枝祭
暮らしに欠かせない竹に感謝/竹供養 がん封じ夏祭り
竹の徳を讃え、恩恵に感謝し、毎年6月23日を「竹酔日」として竹供養の法要を営む。
がん封じ祈祷、竹供養の儀などが行われ拝観を終えた人には笹娘からささ酒が振る舞われる。
竹供養 がん封じ夏祭り
日常で身についた穢れを清めよう/夏越大祓式
夏越大祓式(なごしのおおはらえしき)