2018/03/16 01:00
書道の上達や書業の発展を祈願。年に一度の「筆の市」も開催
日本三筆と言われる菅原道真の誕生の地、奈良菅原天満宮にて行われる「筆まつり」。
筆塚の前で護摩が焚かれ、参拝者が持参した使用済みの筆を護摩檀に投げ入れて供養。筆づくりの始祖に感謝し、書道の上達や書業の発展を祈願する。また、使用済みの筆を無料で新しい筆と交換してもらうことができる(原則一人一本)。
感謝の意味を込めて、一年に一度の「筆の市」が開催され、その日に限り原価に近い価格で、さまざまな筆を購入することができる。ありとあらゆる書道用具が揃うのも魅力的だ。
桜井高校書道部による大字書き実演では迫力あるパフォーマンスが楽しめ、歴史ある筆づくりの製造実演や筆づくり体験コーナー、自由課題の競書会も行われる。
お焚き上げが終わると紅白の福餅投げが行われ、毎年賑わいを見せている。
奈良筆まつり