2018/02/26 01:00
【奈良県3月の伝統行事】東大寺「修二会」、浄見原神社「国栖奏」、正暦寺「人形供養」
1260年以上続く伝統行事
写真:木村昭彦
二月堂の本尊十一面観音に、東大寺の僧侶が人々にかわって罪を懺悔して国家の安泰や万民の豊楽などを祈る法要。お水取りが終わると春が訪れると言われている奈良の伝統行事。
東大寺 修二会
古代の息吹を蘇らせる国栖奏
浄見原神社の国栖奏(くずそう)は奈良県指定無形民俗文化財。朗々とした歌翁の声とともに、舞翁の振る鈴の音が澄んだ空気にこだまして参拝客の胸に古代の息吹を蘇らせてくれる。
国栖奏
大切にしてきた人形を供養
今までお世話になった人形たちのご供養として、感謝の意を持って祈念する1年に1度の法要。本堂内でお勤め後、本堂境内で大護摩を焚きあげる。当日の持ち込みにも対応している。
人形供養