2017/11/20 01:00
吉野山「大日寺」。護摩木の上を歩いて災難を祓う「火渡り」
吉野山の中千本に位置する「大日寺」。大海人皇子(後の天武天皇)ゆかりの法城で、吉野山で最古の寺院と言われている。大日如来を中心とした藤原時代の代表作である木造五智如来坐像(国指定重要文化財)が祀られている。
毎年恒例11月23日に「火渡り式」が開催されている。紫燈大護摩供のあと、13:00〜山伏による気迫のこもった「火渡り」が始まる。焚いた護摩木の上を素足で歩き災難除けの祈りを行うという儀式。一般の参拝者も体験できるとあって、毎年多くの人で賑わっている。紅葉が美しい吉野山へ厄災を祓いに出かけよう。
大日寺 火渡り