2023/10/27 12:02
TAR-KUN
【麺バカTAR-KUNの麺ダフルライフ】奈良に新しい風を吹かす！11月から始まるイベント『大和麺祭～Yamato Mensai～』は食べどころたくさん！ ＜奈良ラーメン新時代＞vol.38
先月の記事で、この連載も3周年を迎えることができました。
コロナ禍なども経験し、飲食店はじめラーメン業界の方も凄く苦労された時期を間近で見させてもらい、この3年間は濃く充実した日々でもありました。
連載を続けて来られましたのも、ひとえにラーメン店の皆さま、生産者の方、そして読んでくださる皆さまの存在があってこそ、と感謝しております。
その感謝と、これからの奈良のラーメンシーンを更に“熱く”したいという想いから、イベントを企画しました。
その名も
ぱーぷる×TAR-KUN PRESENTS
大和麺祭～Yamato Mensai～
イベントのコンセプトは“地産地消 奈良愛。”
ラーメン店9店舗で奈良の銘柄牛である『大和牛』を使った特別なラーメンをご用意いただきます。
大和牛というブランド牛を扱うのは皆さん初めての挑戦であり、試作を重ねながら提供へ向けて仕上げられているので、お楽しみに！
11月4日を皮切りに、12月末までバトンを繋いで提供してくださるお店と、その個性豊かな限定メニューをご紹介したいと思います。
今回は、11月から12月初旬までの前半でご提供いただく予定のお店です。
■麺屋えぐち
名店【天神旗】【カドヤ食堂】で修業され、2008年創業。昨年奈良市へ移転オープンされた中華そばの名店。
雑誌『究極のラーメン2023 関西版』では総合グランプリに輝き、実直で丁寧に取られる出汁と自家製麺は絶妙。
愚直にラーメンと向き合う王者が作る牛骨を御賞味あれ。
＜提供期間＞11月４日（土）・５日（日）
＜提供メニュー＞
４日『大和牛の醤油そば』（約50食限定）
＜店主コメント＞
大和牛という素材を大事にし、シンプルに優しく仕上げました。
５日『大和牛と和風だしの塩そば』（約50食限定）
＜店主コメント＞
大和牛の清湯スープに昆布や煮干しの旨味をプラスし、優しい味に仕上げました。
■ラーメン家 こゝろ Japanese Noodle cocoro
名店【ラーメン家 みつ葉】の一番弟子として、故郷の御所市で2020年に創業。
無添加スープに無カン水の自家製麺という、自身の理想を追求したこだわりのラーメンを提供。
時に迷いも見られたが、開業から着実にブラッシュアップを重ね、今なお進化を続ける。
＜提供期間＞11月10日（金）～12日（日）
＜提供メニュー＞
『“大和牛”と“大和肉鶏”の濃厚白湯ラーメン』（各数量限定 計90食）
10日(金)昼15食／夜15食
11日(土)30食
12日(日)30食
＜店主コメント＞
奈良が全国に誇る２大ブランドである大和牛と大和肉鶏を長時間じっくり煮込み合わせ、濃厚に仕上げました。
この日しか味わえない奈良ブランドを一杯の丼に共演させたので、ご賞味下さい。
■NOROMANIA
【麺屋 NOROMA】のサードブランドとして奈良の玄関口『近鉄西大寺駅』構内に2022年に開店。
奈良を代表する名店の新たな挑戦として誕生して以来、濃厚魚介豚骨を看板メニューに名店のDNAをしっかりと受け継ぎ、ファンを増やしている。
＜提供期間＞11月18日（土）・19日（日）
＜提供メニュー＞
『牛スタそば』（各日40食限定）
＜店主コメント＞
奈良を代表するスタミナらーめんをアレンジさせていただきます。
スープは牛白湯＋鶏白湯のWスープ、奈良県民が心の底から愛する中毒性の高い一杯を、牛骨を交えながら仕上げます。
■らぁめんトリカヂイッパイ
富雄の名店【ラーメン家 みつ葉】の拉麺に感銘を受けて業界入り。
生駒で2014年に創業して以来、客足が途絶えぬ人気店。
ミシュランガイドには2017年 、2022年と掲載され、妥協を許さぬ自家製麺と淡麗の鶏×魚介のあっさりだがコクのあるこだわりのラーメンが自慢。
＜提供期間＞11月20日（月）・26日（日）
＜提供メニュー＞
『大和ギュウっとらぁめん』（各日20食限定 23・26は昼、その他は夜営業での提供）
＜店主コメント＞
大和牛骨スープをブイヨンのイメージで仕上げ、数種類の野菜からとった甘いスープを加えたWスープに。
日頃からお世話になっている御所市の片上醤油さんのいつもと違うお醤油「たまり醤油」をメインに、少し甘めのカエシに合わせます。
麺は、当店オンリーワンな大和当帰入りの自家製麺。つけ麺用とは小麦粉から全て変更し、低加水麺仕様に作り直したものを合わせます。
奈良県産をギュっと詰め込んだイッパイになっております。
■豚そば専門店 一望
2014年に生駒で創業し、2020年に活躍の場を現在の場所へ移して飛躍を続ける。
究極のラーメン2021関西版では豚骨部門のグランプリにも輝いた濃厚豚骨ラーメンの名店。
豚の部位を旨味のピークを見極め、異なる時間で煮込み合わせ自分の理想系に近付ける奈良が誇る豚骨マニア。
＜提供期間＞11月23日（木・祝）
＜提供メニュー＞
『ヤマト豚牛そば』（約100食限定営業）
＜店主コメント＞
コンセプトを“ヤマトポークと大和牛の100%純豚牛骨ラーメン”として、素材と製法にとことんこだわり、シンプルにヤマトポーク素材と大和牛素材のみを使用して、水だけで濃厚に仕上げます。
甘味のあるヤマトポークと力強い大和牛をバランスよく合わせることで、上質なスープとなります。
■IEKEI KANSAI王道家直系 我道家
2022年に天理で創業した、横浜家系の名店【王道家】の意思を受け継ぐ店。
1日に使われる豚骨や鶏ガラはなんと400～500キロ。
本気の家系を関西で作り広める我道家が名乗りを上げ、牛骨家系拉麺に挑戦する。
新井社長は滅茶苦茶な人物、だからこそ面白いと思った。
＜提供期間＞11月28日（火）～12月３日（日）
11月28日～30日『モォーとBOO。』
＜店主コメント＞
関西二郎系代表格『歴史を刻め』の極太麺を使用。
我道家の特徴である燻製焼豚にアレンジを加え、”煮豚×燻製仕上げ”にしました。
脂醤油組の特徴である燻製焼脂には、大和牛を使用。
大和牛を100%使用した牛骨スープ（※スープが乳化なのか非乳化なのかは当日の店主の気分）が主役なのは間違いないが、脇役が存在するはずもない唯一無二の一杯。
12月１日～３日『大和牛の家』
＜店主コメント＞
豚骨の代用として、”大和牛”の牛骨を数種類大量に使用（推定数百キロ）して朝から１日中高火力で炊き続ける”牛骨鶏白湯濃密スープ”の味は、毎時間変化のある一杯となり、到底一食では説明することの出来ない未知数の世界となると予測されます。
以上が、今回のイベント「大和麺祭」の前半の全貌です。
まだまだ後半にも面白いお店が控えていますし、非公開の異業種コラボも計画しております！
楽しみにお待ち下さい。
“繋ぐ、大和魂”！
