2018/12/26 01:00
【藤井利三郎薬房/吉野町】三本足の蛙がお出迎え!?吉野散策を楽しもう
1300年前より伝わる陀羅尼助丸の本家。なぜ店頭に立派な蛙が…?
桜の時期には多くの花見客で賑わう、日本有数の桜名所・吉野山。
春に訪れるのももちろんいいのだけれど、混雑していない時期にじっくりと散策してみるツウな楽しみ方もおすすめ。自然と、歴史の深みを感じられる吉野山をぜひ訪れてみて。
近鉄吉野駅からゆったりと歩いて45分ほど、「中千本(なかせんぼん)」と呼ばれるエリアに位置する『藤井利三郎薬房』は、1300年前より伝わる陀羅尼助丸の本家。
陀羅尼助は、“だらにすけ”と読み、食べすぎ、二日酔い、胃もたれ、吐き気の常備薬として古くから奈良に伝わってきた和漢胃腸薬。家庭の常備薬として目にしたことがある人も多いのでは?
この藤井利三郎薬房の店頭にどっしりと構える三本足の蛙の置物も、吉野を訪れたらぜひ見に行きたいポイント。昔むかし、一匹の大きな三本足のガマが土間に上がり込んできて、陀羅尼助の製造の秘訣を伝授していったという伝説に由来しているそう。
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今年8月1日に新商品「和漢便秘薬」も発売されるなど、現代の暮らしにも息づく陀羅尼助。からだに優しい自然な薬として注目される漢方を、ぜひ店頭で手に取ってみて。
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藤井利三郎薬房(ふじいりさぶろうやくぼう)
- 住所/奈良県吉野郡吉野町吉野山2413
- 電話/0746-32-3025
- 営業時間/9:00~14:00 (観桜期は8:30~17:00)
- 定休日/不定休
- 駐車場/無