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おさんぽアート

Vol.11これでワンコイン。なんとぜいたくな時だろう「入江泰吉記念奈良市写真美術館」

写真展、映像室、図書室、カフェで、美しい時を過ごす

  • 情報掲載日:2018.06.06
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

この世のとびきりの瞬間をとらえた写真たちとともに

これでワンコイン。なんとぜいたくな時だろう。

今日はここで過ごす。

この世のとびきりの瞬間をとらえた写真たちと、美しい時を過ごすのだ。

入江泰吉記念奈良市写真美術館。

誰もが知る大和路の巨匠、入江泰吉の作品を主軸に展示する写真専門の美術館である。館を設計したのは世界的建築家の黒川紀章。水庭が迎える美の空間だ。

ここでは入江泰吉の企画展と、気鋭の現代写真家の企画展の、2つの展覧会が同時開催されていることが多い。

今日は「森」に会いに来た。
上田義彦がとらえた森たちに。

伊右衛門、無印良品、資生堂などのCMを手がけ、東京ADC賞最高賞、ニューヨークADC賞、カンヌグラフィック銀賞など多数の賞を受賞してきた日本のトップ写真家である。

彼の「森」は米インディアンの聖地の森から屋久島の森、春日山の原始林…。命の根源のような深い息を吐いていた。

「上田義彦 FOREST 印象と記憶 1989-2017」は6月24日まで開催中。

続いて御大、入江泰吉「古都奈良の文化財〜東大寺・春日大社・春日山原始林〜」展へ向かう。

ここでも春日の森が待っていた。
大和路の記憶を隅々まで美しく照らすような入江泰吉の写真に安らぐ。

奈良は本当に美しいところなのだ。


ここは本当に時を忘れていい

そしてここからまた一つ、この館ならではの時が始まる。

ハイビジョンコーナーでは入江泰吉が切り取った写真が映像となり、流されている。

個室もあって、ここは本当に時を忘れていい。静かな時を心ゆくまで過ごすことができる。

資料閲覧室は、写真が好きな人なら、美しいものが好きな人なら、お気に入りの図書室となるだろう。

奈良を手に取るのもいい。世界を手に取るのも、海を手に取るのもいい。

世界中の著名な写真家による写真集、各地で開催された写真展の図録などが収集され、無料で公開されている。

陽の光が差し込む明るく開放的な館内にはカフェもある。
展示後のひととき、ここでゆるりとお茶にする。

白毫寺や新薬師寺、志賀直哉旧邸など周辺には名所旧跡も多く、高畑散策の合間に訪れる人も多いとか。黒川デザインの空間でお茶。なるほど、それもいい。

次の展示は人気カメラマン、川島小鳥が吉野出身の女優、尾野真千子を自身初のモノクロームで撮りあげた作品展。
9万部を超える大ヒットとなった「未来ちゃん」を撮った作家が、どんな世界を見せるのか。

「つきのひかり あいのきざし 尾野真千子と川島小鳥」展は6月30日(土)〜8月26日(日)まで開催する。

また来よう。十分に過ごした美しい時間を後に、館を出た。

Information

入江泰吉記念奈良市写真美術館
住所
奈良県奈良市高畑町600-1
電話番号
0742-22-9811
営業時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
休み
月曜(祝日の場合は翌日)と祝日の翌日
料金
一般500円、高大生200円、小中生100円、土曜は小中生無料
駐車場
問い合わせ先
入江泰吉記念奈良市写真美術館
リンク
入江泰吉記念奈良市写真美術館

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