2017/12/10 01:00
<12月後半>奈良の伝統行事
882年守り継がれている行事
平安末期の保延2 (1136) 年に関白・藤原忠通が五穀豊穣を祈って始めて以来、途切れることなく守り継がれてきた行事。17日は「遷幸の儀」「お渡り式」「お旅所祭」まで1日がかりで神事芸能が奉納される。
春日若宮おん祭
穢れをはらい新年を迎える
宝山寺青年会が生駒山中で栽培された田んぼ一反分のもち米の藁で作った大注連縄を奉納。その大きさは、長さ約7m、重さ約450kg、太い部分で2.5mもある。掛け声とともに参拝者らと鳥居まで吊り上げる。
大鳥居大注連縄奉納
例年2,000~3,000人が祈願
大晦日に執り行われる厄除祈祷。小学生約50名の僧衣を着けた一休さんがまず鐘をつき、次に先着108名、最後に参詣者全員が鐘をつく。希望者1,000名には住職染筆の干支(戊戌/半紙大)が授与される。
やくよけ除夜祭