2018/08/24 01:00
vol24.MF 23 TAIGA YOSHIDA
今季、流通経済大学から加入した大卒プレーヤーの吉田大河選手。
海外遠征を行ったJFL選抜メンバーに奈良クラブから唯一選出された。
「チームの代表として行けることは素直に嬉しかった。」
7月30日(月)〜8月6日(月)の期間で行われた、JFL選抜の海外遠征メンバーに選出された時の気持ちを思い出し、笑顔で語った。
過去8度、海外遠征の実績がある日本フットボールリーグ(JFL)。リーグに加盟する16チームから各チーム1名(2チームのみ2名)が参加し、JFL選抜を結成。監督の推薦でJFL選抜メンバーに選ばれ、カンボジアの首都・プノンペンに位置する『ナショナルオリンピックスタジアム』で親善試合を戦った。
8月3日(金)の『U-19カンボジア代表』戦に61分から途中出場し、4-0でJFL選抜が勝利。続く8月5日(日)の2016年・2017年のカンボジアリーグ優勝チーム『ボーウング・ケット・アンコール』戦に先発出場し2-2で引き分けた。
試合以外にも食事やホテルのプールで遊んだり、ショッピングしたりなど、普段交流のない他クラブの選手との交流は刺激になり「楽しくリラックスできた」と普段できない経験を思い返し自然に笑顔が溢れていた。
海外遠征から帰国した彼の髪型は出発前とは様変わりしていた。海外遠征先であるカンボジアで散髪したらしい。「お任せで」と注文し完成した髪型は、チームメイトに現地の人みたいで似合っていると評価され、一緒に笑っていた。
笑顔で海外遠征を振り返る彼を見ていると、どれだけ充実していたかが目に見えて分かった。
「奈良クラブの代表という立場に恥じないようなプレーをする」と意気込み、初めて海外の地で試合をしたという吉田大河。
「(選抜チームの中で)一番走って戦いたい。運動量で貢献したい」と力を込めていたが、海外のチームとの試合を経験して「海外の選手は体が大きく足も速く個人能力は高かったが、自分の長所である対人の守備が通用したので自信を持てました」と振り返る。
今回の経験を糧に今後のリーグ戦で活躍を見せてくれるだろう。
◇ 吉田 大河(よしだ たいが)
【背番号】23
【ポジション】MF
【生年月日】1995年11月15日(22歳)
【身長/体重】170cm / 68kg