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都会っ娘の農業奮闘記 農meetsGIRL

vol2.私がはじめて取材した農家人 柏木英俊さん

  • 情報掲載日:2017.08.03
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

こんにちは!
あつい日が続きますが、皆さま夏バテ大丈夫ですか?私は日に日に畑焼けがすすみ…お肌はこんがり小麦色。28の歳になりますが、美白とはほど遠い場所におります。

でも、いいんです。土色が好きだから。

今日は、私がはじめて訪れた農家さんのお話を…。宇陀で就農されている、柏木英俊さんです。

柏木 秀俊さん
柏木 秀俊さん

取材に行く前から柏木さんとは面識がありました。

最初の出会いは食のイベント「シェフェスタ」に出店していただいたとき。いつも優しく話しかけてくれる農家さんだな、野菜の話をしているときの柏木さんの楽しそうな顔が印象的でした。

当時、柏木さんは宇陀市で年間200品目以上のオーガニック野菜を育てていて、彼がつくる野菜を買うのが私のシェフェスタの楽しみでもありました。彼の野菜の味は濃く、バターナッツなど、ときに珍しい野菜にも出会えました。

ただ、イベントに出店はしてもらっていたものの、彼の畑に訪れたことは一度もありませんでした。
ときが過ぎ、2015年の4月。「奈良食べる通信を12月に創刊しよう、その創刊号は柏木さんでいこう」と決め、はじめて、彼の畑を訪れました。


今だから言える本音。

それまで私は、農業を甘く見ていたのです。
自分とは無縁だから関係ない、とまで思っていました。

そんな浅はかな私が、はじめて柏木さんの畑を目の当たりにして衝撃を受けるわけです。生業(なりわい)とする農業のすごさを。畑の規模のでかさ。そこで汗水ながしながら働く従業員の、一生懸命な表情に心を打たれました。

朝の日が昇る前から畑で収穫作業をし、昼からは畑の管理と出荷作業に追われる。まさに戦場。誰一人として、さぼるものはおらず、ひたすら自然と対峙しながら畑作業に打ち込む。

その時はじめて、“当たり前”なことに気づきます。

「私たちが毎日食べている食材をつくっている人がいる」ということに。そして、私たちは、その人たちのおかげで、生かされているということに。

当たり前なことに気付かない、今の世の中。コンビニができ、外食チェーンが増え、流通が発達して、食べることがどんどん便利化されていく今。

その結果、「つくる人」と「食べる人」の見えない関係が当たり前になってしまった。

うちの編集長は問いかけます。

「昨日食べた晩ごはんの中に、つくり手がわかる食材はありましたか?」と。9割以上の人が「いいえ」と答えます。そんな時代に突入しました。

私も9割のひとりでした。でも、その1割の「はい」と言えるとき、食卓がガラリと変わります。柏木さんの食材が食卓に並び、その食材を口にして「彼らのおかげで食べることができて、生かされている」と実感できたとき、感動を覚えます。だから…。

「食材の裏側を知ること」から、目をそらさないでほしい。
本当の意味での“いただきます”と“ごちそうさま”を届けたい。

柏木さんとの出会いは、私に当たり前だけど、当たり前じゃなくなってることに、改めて気付かせてくれました。

柏木さんのストーリーは詳しく、こちらで紹介しています。

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