2017/10/05 01:00
【No Curry,No Life スパイスチャージ‼︎】3皿目〜『洋食 菊水』〜
『洋食 菊水』2020年5月10日(日)閉店のお知らせ
2020年5月10日(日)をもち、『洋食 菊水』は閉店します。
料亭『菊水楼』・鰻専門店『うな菊』は引き続き営業します。
「月刊タウン情報 ぱーぷる」の連載企画【No Curry,No Life スパイスチャージ‼︎】
口癖は「あー。カレー食べたい」のぱーぷる編集部ななちゃんが奈良県の美味いカレーを求めて食べ歩く企画。完全に彼女のカレー欲を満たすためだけの企画なわけだが、彼女の舌はそんじょそこらのカレーでは満足できないほどにまで進化してしまった。心なしか、彼女の体からもスパイスの香りがしてくるような気もする…。
さて、3皿目となるカレーはななちゃんの舌をシビレされてくれたのか⁈彼女のカレーレポを少し覗いてみよう…。
洋食 菊水
菊水カレー(2,200円)※ディナーのみ。サラダ・アイス クリーム付き(ランチはコースで提供※本文参照)
カレー専門店ではないけれど、カレーへのこだわりと味に定評のある洋食屋があると耳にし、早速行ってみた。その店の名は、明治24年に創業された奈良随一の迎賓館「菊水楼」と併設するレストラン『洋食 菊水』だ。
数ある洋食メニューの中から「菊水カレー」の「ビーフ」をオーダー(もう1種はエビ)。作り方も味も創業当初から約50年間変わらない、常連にも人気の欧風カレー。カレーは銀色のソースポットに入れられ、別皿のライスに少しずつかけて食べていく。一口食べると、濃厚でフルーティ!「あ、甘い⁉」と思った後に、ピリリと程よいスパイシーさを感じ…「めっちゃうまし!」。
玉ねぎ、人参、バナナ、りんご…等、野菜と果物を数時間、形がなくなるまで煮込み、甘みととろみを出す。更に、シナモン、クローブ、チャツネ、ニンニク…等、多彩なスパイスも使うことで、甘味と辛味の2段階の楽しさが実現したのだろう。
具のビーフはグリルされた国産牛ヒレ肉で、がっつり肉感を味わえる。前菜・スープ・デザート(4種から選べる本格的スイーツ!)が付いたカレーランチコース(2,800円)もコスパが良くてオススメ!
数ヶ月に1度は、本格カレーを食べて上品に至福の時間を過ごしたいもの。次はエビのカレーを食べに再訪が決定だ。
洋食 菊水
- 住所/奈良県奈良市高畑町1130
- 電話/0742-23-2007
- 営業時間/11:00~14:30(LO) 17:00~21:30(20:00LI、20:30LO)
- 定休日/火曜
- 駐車場/15台