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暮らしのなかに、奈良発の漆器を。古民家ギャラリーで個展開催中

  • 情報掲載日:2019.04.08
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

東大寺大仏殿の西側、戒壇院のほど近くにひっそりと佇む古民家ギャラリー「五風舎(ごふうしゃ)」にて、奈良で活動する漆芸作家の個展が開催されています。

「うるし」といえば、お正月に使うツルっとした赤や黒のお椀を思い浮かべるのが定番ですね。しかし、最近の漆器は一味違います。

若い世代にも工芸ファンやうつわ好きが増えるなか、人気と注目が集まっているのが日常に取り入れやすいデザインの漆器。

「手入れが面倒そう」という誤解を克服し、「丈夫で美しい」漆の魅力に惹かれるファンは、お箸・お椀・菓子皿・豆皿…と、日々の食卓に漆器の趣を取り入れることを楽しんでいるといいます。

これが漆?と一見意外な、マットな質感の作品も
これが漆?と一見意外な、マットな質感の作品も

五風舎では3年ぶり2度目の個展。

日常で気軽に使えるお箸やうつわから、茶道に用いる茶道具、塗師の技が光る一点物の作品まで幅広く展示されています。

第30回日本伝統漆芸展 朝日新聞社賞受賞 「乾漆蓮華食籠(かんしつれんげじきろう)」
第30回日本伝統漆芸展 朝日新聞社賞受賞 「乾漆蓮華食籠(かんしつれんげじきろう)」
会場の五風舎は、築約150年。緑の庭の向こうには、万葉集の時代から流れる吉城川のせせらぎが垣間見える心地よい空間です
会場の五風舎は、築約150年。緑の庭の向こうには、万葉集の時代から流れる吉城川のせせらぎが垣間見える心地よい空間です

漆愛好家のみならず、はじめての漆器を選んでみたいという人にもぴったり。期間中は作家の阪本さんが在廊しているので、漆のあれこれを気軽に聞いてみよう。

奈良市の工房にて
奈良市の工房にて

阪本さん曰く、漆は、色や質感など実に自由な表現ができる素材なのだそう。

漆の木から採れる樹液に、珪藻土や、ときには豆腐や卵白を混ぜて質感を表現していく伝統技法もあると聞いて驚きます。遥か昔から日本人の暮らしに深く馴染んできた漆ならではの、知恵と工夫が息づいています。

奈良市出身の阪本さんは、石川県立輪島漆芸研修所を卒業後、東京の目白漆芸文化財研究所で重要無形文化財保持者・室瀬和美氏に師事。2012年に独立し、茶道具や日用漆器の制作のほかデザインプロダクト「Urushi no Irodori」も手がけています。

スタッキングできるカップと豆皿のシリーズ
スタッキングできるカップと豆皿のシリーズ
熱に強く、外側が熱くなりにくいのも漆の魅力のひとつ
熱に強く、外側が熱くなりにくいのも漆の魅力のひとつ
木目を活かした仕上げは、カジュアルなデザインのなかにも「本物の木と漆」を感じられると幅広い世代に人気です
木目を活かした仕上げは、カジュアルなデザインのなかにも「本物の木と漆」を感じられると幅広い世代に人気です

また、お茶道具の制作も得意とする阪本さんは、お茶会のコンセプトに合わせたオーダーの相談などにも乗ってくれる心強い存在。

これほど多くの作品を一度に見られるのは個展ならではなので、お茶を愉しむ趣味がある人にとってもわくわくできる時間となりそうです。

五風舎の近くには名勝 依水園や入江泰吉旧居などがあり、奈良の歴史や文化を感じられるとても魅力的な街並み。

うららかな春の陽気に誘われて、散策とギャラリー探訪を楽しんでみるおでかけはいかがでしょうか。

Information

阪本修 うるし展
開催期間
2019年4月3日(水)~8日(月)
11:00~18:00
会場名
五風舎
会場住所
奈良県奈良市水門町45
問い合わせ先
五風舎/展覧会期間中のみ
問い合わせ先
電話番号
0742-22-5514
リンク
Urushi no Irodori
備考
P無(近隣に有料P有)
アクセス/近鉄奈良駅より、徒歩約10分

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