2018/07/02 01:00
古代衣装に身を包んだガイドと共に、前期古墳群や近世史跡を巡り歩こう
黒塚古墳
織田有楽斎にゆかりのある柳本藩の陣屋がおかれた場所や、纒向の大和王朝と関わりが深いとされる古墳時代前期の古墳群をめぐるコース。
JR柳本駅を出発し、東に歩くと柳本藩の大手門跡が迎えてくれる。現在の柳本小学校の場所は柳本藩の陣屋がおかれていた場所にあたり、北側の黒塚古墳を取り込むように陣屋が形成されていたことがわかる。今でも家老屋敷などの武家屋敷が名残をとどめているなど、歩いてめぐる面白みのある地域だ。
さらに東に進むと、行燈山古墳(崇神天皇陵)や渋谷向山古墳(景行天皇陵)など、古墳時代前期の築造と考えられる古墳群が次々と眼前に広がる。また、黒塚古墳の墳丘に登ると、箸墓古墳や大和三山、遠く葛城金剛、生駒の山並みが、そして東には中世に山城が築かれた龍王山を眺めることができる。
古代衣装で迎えてくれるガイドと共に、古代から中世、近世へとロマンあふれる柳本周辺や山の辺の道沿いを楽しく歩いてみよう。
事前申込み不要だから気軽に参加しやすいが、歩きやすい服装と靴で行くこと、特に熱中症対策の飲み物などは各自持参することなどには十分気をつけて。
ガイドとめぐる・てんりウォーク
崇神・景行天皇陵と柳本藩の地を巡る。