2018/06/01 01:00
国蝶オオムラサキの観察と放蝶!貴重な学習と体験をしよう!
国内最大のタテハチョウでオスは青紫の美しい羽をもち、1957年に日本昆虫学会が国蝶に選んだのがこの「オオムラサキ」。
かつては都市近郊の雑木林などでも見ることができたが、現在の日本では生息環境が限られ、適度に管理されたやや規模の大きな雑木林を好んで生息するそう。環境省のレッドデータブックでは準絶滅危惧に指定されている。
そんなオオムラサキも住める里山をこれからも守り育てていくという想いを込めて、毎年6月に放蝶会を実施している。オオムラサキの生態について学んだあとに、自然豊かな甘樫丘の林へ成虫をいっせいに放つ予定だ。(オオムラサキの生育状況によっては放蝶できない場合もあり)
オオムラサキの神秘的な青紫の美しい姿と、いっせいに放蝶するときの貴重な光景をぜひ体感しよう。
里山自然教室「国蝶オオムラサキの舞う里山づくり」