2018/06/05 01:00
生の墨を握って、世界に1つのオリジナルの墨を作ってみよう!
「奈良墨」の起源は室町時代。今も全国シェア95%を誇る伝統工芸だ。多い時には250人を超す職人と44軒あった製墨業者も、2016年には奈良製墨組合に5件の固形墨製造業者と14人の墨職人が属するのみとなっている。
そんな伝統を受け継ぐ錦光園(きんこうえん)の7代目長野睦さん。長野さんは幼少のころより携わってきた墨作りから一時離れ、大学卒業後、他業種へ就いたが、十数年振りに奈良に戻り墨職人の道を歩むことに。
「奈良ひとまち大学」の6月23日(土)の授業では、『伝統工芸「奈良墨」を学ぶ、触れる~にぎにぎしてオリジナルを作ろう~』をテーマに、長野さんから奈良墨の歴史や特長を教わる。お話だけでなく、『にぎり墨』のワークショップも開催!生の墨を手で握った時の香りや柔らかさ、温かさを感じ、世界にひとつだけのにぎり墨を作ってみよう!
伝統工芸「奈良墨」を学ぶ、触れる~にぎにぎしてオリジナルを作ろう~