2018/03/01 01:00
【奈良県のおすすめアート8選】<br>ギャラリー勇斎、松伯美術館、アートスペース上三条、中野美術館、ギャラリー&カフェならまち村、東洋民俗博物館、桜井市立埋蔵文化センター、平城宮跡資料館
ギャラリー勇斎
「グレイト狛ちゃん」
栄えある彫刻賞に輝く
作家が生んだ「狛犬」展
平櫛田中賞を昨年、受賞。震災で多くを失い、奈良へ来た作家が今回モチーフにしたのは「狛犬」。空想上の守護獣像は今を生きる現代アートの産物として新たなパワーを吐くようだ。「狛犬は精霊。狛犬の精霊を生む安藤栄作もまた精霊」と語る狛犬さがし隊・増田隆とのトークもあり。
安藤榮作彫刻展・狛よろず会議
松伯美術館
「花の水辺Ⅰ・Ⅱ」
同館館長で日本を代表する花鳥画の画伯、上村淳之の展覧会。清澄な空間に紡ぎ出された独自の花鳥画を、初期から現在まで60余年の画業からたどる。
上村淳之展 ~花鳥風月~
アートスペース上三条
愛らしい猫や出会った風景、生き生きとした花など。水彩とパステルを用い、その時々の心のおもむくままに、日々を彩るものを描き続けた作品が並ぶ。
脇阪俊博 作品展
中野美術館
椿貞雄「晴子像」
洋画は岸田劉生、梅原龍三郎などの作品を中心に。日本画は村上華岳や土田麦僊など。大正〜昭和の洋画・日本画の流れを館蔵品約40点から振り返る。
「奈良町にぎわいの家」の看板でも知られる奈良市在住、池口正峯の個展。地元・奈良では4度目となる今回、彫書(こくしょ)の力作も展示する。
大正・昭和前期の絵画
ギャラリー&カフェならまち村
「奈良町にぎわいの家」の看板でも知られる奈良市在住、池口正峯の個展。地元・奈良では4度目となる今回、彫書(こくしょ)の力作も展示する。
正峯書情展
東洋民俗博物館
バラオ島の石の貨幣(19世紀)
米文化人類学者の助手で、冒険家で収集家。故・九十九黄人氏が世界を旅して収集した民俗資料約1万点を収蔵。ユニークかつ貴重な性風俗の資料も揃う。
東洋を中心に世界の民俗資料1万点
ユニークな性風俗のコレクションも
桜井市立埋蔵文化センター
「纒向遺跡出土の外来系土器」
古墳時代前期には運び込まれた“ヨソの土器”から、地元の粘土を使った“ウチの土器”も。纒向遺跡などから出土した外来形土器に焦点を当てる。
ウチの土器、ヨソの土器
〜古墳時代前期の外来形土器〜
平城宮跡資料館
「隼人の楯」
奈良文化財研究所の研究成果を公開。最新のニュースに触れられる。平城宮跡のガイダンス施設「いざない館」などで魅力を体感した後は、ここで深く学んでみよう。
平城宮跡を深く知るにはここへ
出土品や宮殿模型、歴史を展示