2017/12/24 01:00
冬の澄んだ空気の中温かい葛湯を味わいつつ『かぎろひ』を見よう
かぎろひを観る会も今年で46回目。柿本人麻呂が692(持統天皇6)年11月17日に「東の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ」と詠んだ歌にちなんで、毎年旧暦11月17日に開催されている。
「かぎろひ(炎)」とは、厳冬のよく晴れた日の出前、東の空を彩る真っ赤な陽光(曙光)を意味する。気温が低く空気が澄んで晴れているなど、条件が整わないと見られない。東の空に広がる、燃えるような赤い空はとても幻想的で一見の価値有り。
かぎろひを待っている間は、温かい葛湯やお茶が振る舞われ、うどんの販売もある。たき火を囲んで音楽演奏・短歌入選作の展示などを楽しんで過ごすことができ、地元の名産品を購入することもできる。
第46回かぎろひを観る会