2017/11/08 01:00
日本最古の神社「大神神社」で「酒まつり」!樽酒の振る舞いも!
三輪山をご神体とする「大神神社」は我が国最古の神社。
拝殿と祈祷殿に取り付けられている直径1.5m、重さ200kgもある「大杉玉」が青々としたものに掛け替えられると翌日が「酒まつり」の合図。毎年11月14日に「酒まつり」は開催される。この日は、全国の酒造家や杜氏、また酒造関係者が参列し、新酒の醸造安全を祈願する。
酒まつりの由来は、『日本書紀』の崇神天皇条に、高橋活日命(たかはしのいくひのみこと)が天皇に神酒を献じた時に「この神酒(みき)は 我が神酒ならず 倭なす 大物主の 醸(か)みし神酒 幾久(いくひさ) 幾久」と歌ったとあり、ご祭神の大物主神のご神助により、会心の美酒を造ることが出来たことが記されていたことにより、ご祭神が酒造りの神として敬われることとなったと伝わる。
当日は、4人の巫女が三輪山の神杉を手に神楽「うま酒みわの舞」を舞う姿も美しく、境内では各地から奉献された銘酒の展示が行われ、樽酒も振舞われる。
醸造安全祈願祭(酒まつり)