
直径30cm・重さ約7kgの特大茶椀と、長さ35cmの大茶筌を用いて行われる西大寺の伝統行事「大茶盛式」。特大の茶碗に入ったお抹茶を皆で助け合いながらいただく行事で、毎年多くの参拝客で賑わっている。副席の煎茶席や点心席など全5か所を回る。
寺伝によると「大茶盛式」は、延応元年(1239)年1月16日に叡尊上人が八幡神社に献茶した余服の抹茶を薬種として、また「一味和合」の精神で、参詣の人々に振る舞ったことに由来し、巨大な茶碗で回し飲みをする茶儀。
1人では到底持つことができない巨大な茶碗を、皆で助け合いながら回し飲みをすることで、和合の心を深め育むという願いも込められているのだとか。
この秋はぜひ、日本の心を学びに「大茶盛式」へ参加してみよう。
Information
西大寺 秋の大茶盛式
- 開催期間
- 2017年10月8日(日)
9:00~15:00 - 会場名
- 西大寺
- 会場住所
- 奈良県奈良市西大寺芝町1-1-5
- 料金
- 拝服料:1人3,000円
- 問い合わせ先
- 西大寺
- 問い合わせ先
電話番号 - 0742-45-4700
- リンク
-
真言律宗総本山 西大寺
- 備考
- P有(有料)
アクセス/電車近鉄大和西大寺駅より、徒歩約3分
※事前申込不要